ADVと暁 |
近畿圏から片道400キロのバイクの旅、今回は静岡県富士宮市にある毛無山
の麓、朝霧高原の広大なフィールドに位置する「ふもとっぱら」に行って来ました。
久しぶりのソロキャンプです!
グループキャンプもいいですが、周りを気にせずに、思う存分マッタリ出来るところが
いいですね^^;
の麓、朝霧高原の広大なフィールドに位置する「ふもとっぱら」に行って来ました。
久しぶりのソロキャンプです!
グループキャンプもいいですが、周りを気にせずに、思う存分マッタリ出来るところが
いいですね^^;
出発前のADVです。
何故サイドケースを使わないのか?と思われているでしょうね。
理由は、持てないから・・・です(笑
その内、買い足す予定ですが、今のところモトフィズのキャンピングシートバック2で間に合ってます。
一泊二日のキャンプならこれで十分です。 |
ところで、ソロキャンプの醍醐味って、一体何なんでしょうね?
今まであまり深く考えたことがありませんでしたが、自分は不精な性格なので、絶対に
キャンプは不向きな人だと決めつけていました。
そんな私が、キャンプに填まった切っ掛けはというと、何か自分探しをするために
始めたような気がします。
刈谷ハイウェイオアシス
伊勢湾岸自動車道を利用する時は、必ず休憩するポイントの1つになっています。
サービスエリアというよりも、ちょっとしたレジャー施設のようになっています。
足湯や天然温泉まであるのを皆さんご存知でしたか? |
日々スケジュールに追われながら、忙しくしていると何か楽しみがないと気持ちが
萎えて来ます。
特に私の場合は、頑固で負けず嫌いな変わり者ですから(自分で言ってます^^;
好き嫌いが激しくて、上手く人付き合いが出来ない人です。
しかし、何時までも、そんなことばかり言ってはおれず、年を重ねて来ると、
公私ともに、責任ある立場に立たざるを得なくなってきます。
頭の中では、分かっているものの、理想と現実の狭間で、戸惑いながら、もがき
苦しんでいる自分がいます。
浜名湖SA
当日は天気が良く、高速道路もバイク乗りが多かったです。今回がバイクでの最初で、最後のETC休日割引になってしまいました。 もっと早く付けておけば良かった! |
そんな時は、いつもバイクで出かけては、好きな温泉に入って、まだ走ったことのない
道路を探しては、自由気ままにバイクを走らせます。
そうすると、自然と気持ちも晴れてきて、また頑張ろうっていう気持ちになるんですね。
バイクは大学時代から乗り始めたんですが、その頃は周りが乗っていたから自分も、
というぐらいにしか思っていませんでした。
現地でゆっくりしたかったので、ふもとっぱらに直行しました。
全てフリーサイトで、バイクの乗り入れ可能、テント1張り一泊2000円(バイク)でした。
直火でなければキャンプサイトで焚き火もOK(薪一束500円)その他、詳細はHPで確認して下さい。 |
そんな私が改めてバイクに目覚めたのは、やはり社会人になってからです。
限定解除したのも、今の会社に入ってからで、兎に角、私にとってバイクは、
現実逃避する為の手段として、一番身近にあって、手っ取り早く始めることができる
唯一の趣味だったんです。
当時は、国産の大型バイクを2台所有しており、一台はカスタムに填まり、
もう一台は旧車をレストアするのが楽しみで、週末は何時もガレージに篭りっきりで
バイクを弄っている時が至福の時でした。
当時はブログなどはないので、自ら作成したホームページをフィールドに、自分の
世界を誇示しておりました。自画自賛のディープな輩です(爆
そんな秘密基地を、今日はこっそり教えちゃいます(恥
未練垂らしく、閉鎖に踏み切れず、放置状態になっています^^;
テントを設営した後は、その日の疲れを癒しに、一風呂浴びてきました。
場所はふもとっぱらの管理人さんに教えて貰った「風の湯」という温泉です。 |
当時はバイクを弄っては、2台のバイクを此れ見よがしに乗り回して、周りから
注目されることにエネルギーを費やしていたように思います(^^;
自意識過剰も甚だしいとはこういうことで、自分が思っている程、周りは見ていない
のにね(爆
注目されることにエネルギーを費やしていたように思います(^^;
自意識過剰も甚だしいとはこういうことで、自分が思っている程、周りは見ていない
のにね(爆
温泉に行った序に、地元のスーパーで夕食の食材を調達してきました。
メインは焼肉、モヤシと一緒に炒めるとシャキシャキとした触感で美味です。 |
しかし、バイクに対する接し方は人それぞれ違いますが、バイクに乗り始めた頃は
というと、大体皆さん仰ることは同じなんじゃないですかね。
車では味わうことが出来ない開放感や、四季折々の匂いを五感で感じながら、
風を切って走る爽快感など、バイクを操る楽しさを理由に、乗り始める方が多い
のではないでしょうか。
食後は、ウィスキーのロックでマッタリとします。
焚き火で雰囲気だすのも良かったんですが、暖を取る程の気温でもなかったし、一束500円で結構な量があったので止めました。 この時間が至福の時ですね。 |
しかし、それも5年ぐらい経つと、次第に新鮮味が無くなってきて、バイクに対する
思い入れも、自然と色褪せて来るのが普通です。
この辺が、バイク乗りにとって、大きなターニングポイントなっていると思います。
私も同様で、最初はソロやマスツーリングを楽しんでいましたが、それだけでは物足りず、
カスタムやレストアにはしりました。結局それも時間とお金ばかり掛かってしまい、
本来のバイクの楽しさを見失っていたように思います。
そんな時に始めたのがキャンプツーリングです。
朝陽をバックに記念撮影 早起きは三文の徳といいますが、この生命のいしずえさえ感じる光景は とても言葉で表現することはできません。 |
今まで色々と御託を並べてきましたが、こうして遠回りしてきた私から言えることは、
バイク乗りにとって、究極の遊びは、「ソロキャンプにある」と思っています。
バイク乗りの皆さんは、殆どの方が口を揃えてこう言います。
「自由気ままに」、「目的地を決めず」、「旅をしたい」
ソロキャンプは、その要素を全部補ってくれます。
朝霧高原と言われるだけのことはあり、
深い靄で富士山の全容をハッキリと見ることは出来ませんでした。
しかし、この幻想的な富士山も一興、次は晴れ姿を見にリベンジしてみます。 |
ソロキャンプの醍醐味とは、一体何なのか?それを上手く説明することは
できませんが、強いて言うとすれば、
非日常的な日常を求めて、人は旅をし、自然に返ることで、心の安らぎと
癒しを求めているのではないでしょうか。
展望台と木に挟まれた、おもしろい構図の富士山です。 次回は、この構図で美しく映えた富士山を撮ってみたい! |
例えば、こんなシチュエーションは如何でしょうか。
>世間がまだ活動を始めていない初夏の早朝。
>広大な草原には、深い靄が立ち込めていた。
>夜明け前の空は、静寂を守り、時折野鳥の鳴き声だけが響いている。
>この広大なフィールドに、1つの明かりが灯されていた。
>男はテントから出て、椅子に深く腰を下ろし、ストープコンロに火をつける。
>暫らくすると、ケトルがゴトゴトと音を立て、湯気が立ち込める。
>男はカップにお湯を注ぎ、いつもの熱いコーヒーを淹れる。
>次第に辺りが明るくなりはじめ、湿った草原がキラキラと輝きをはじめる。
>次の瞬間、光りのシルエットが草原を駆け巡り、全ての物を抱擁していく。
>搾りたての朝陽を全身に浴びながら、男はコーヒーを片手に暫らく佇んでいた。
完全に日が昇り、帰り支度を始めるところです。 今度は、焚き火の似合う時期にまた来よう! |
我ながら、ロマンチックな人だと改めて思いました(ニヤリ
こんな妄想をしていると、また出かけたくなるんですよね(笑
しかし、周りを見渡すと週末にソロやマスツーリングをしているライダーはよく見かけますが、
キャンプ道具を積んだ輩は殆ど見かけませんね。
朝霧ジャンボリーに続く、真っ直ぐな道路です。
帰り道なので、序に寄り道してきました。
バックに薄っすら富士山が見えますが、霧が晴れていれば、それは素晴しい光景でしょうね。
このキャンプ場はふもとっぱらと違い、変化に富んだサイトが広大な敷地に点在しています。
人気のあるキャンプ場なので、当日はどのサイトもファミキャンで一杯でした。
これからのオンシーズンは避けた方が良さそうです。 |
これは私見ですが、やはり時間的な制約が大きいのと、後はキャンプを始めるには、
それなりの準備が必要で、そこに至るまでに、あれこれと悩んでいる内に、
踏ん切りがつかなくなり、躊躇している状況ではないかと・・・・。
周りに相談できるキャンパーがいれば、そのハードルも低くなるのですが、独学で
キャンプデビューとなると、それなりにエネルギーがいるものです。
富士川SA
流石にこの辺りになってくるとキャンパーに遭遇することが多くなってきます。
晴れた日は、ここからも富士山が眺望できるようですね。 |
時間的な制約に関しては、私も妻子持ちなので、そうそう家を空ける訳にはいきませんが、
例えば月2のペースでツーリングをこなしている人であれば、それを一回我慢して、月1の
一泊二日のキャンプにしてやれば、実質は同じことですよね。
一泊二日のキャンプともなれば、一気に行動範囲が広がるし、旅気分を満喫するには
絶好です。
道具に関しては、沢山の先輩達がブログで、人柱になって、気になる商品を
チェックしては、その使い勝手や、良し悪しを評価しているところがあるので、
そんなサイトの情報を活用するのがベストです。
私もその情報を基に、買い替えや買い足しをしています。
但し、人それぞれ体格や体質、趣向などが違ってくると思うので、ネットで
確認した後は、実際に足を運んで、実物を確認するのがいいと思います。
特にテントやシュラフ、チェアなどは、キャンプ中の居住性の良し悪しを左右するアイテム
なので、サイズや形状、グレードなどの差を実際に確認することをお薦めします。
なので、サイズや形状、グレードなどの差を実際に確認することをお薦めします。
シュラフなどは、実際に触ってみて、自分の好み(暑がりや寒がり、窮屈なのはダメなど)
、収納サイズ等も考慮して、番手やグレードを選ぶのが良いかと思います。
私は、モンベルや好日山荘など、近くにある店舗で実物を確認していますので、必然的に
寝具関係は、モンベルになっています。
好日山荘は、登山用品の専門店なので、軽量コンパクトな道具を沢山取り揃えています
ので、それもチェックしてみてください。
ダラダラと書き綴ってきましたが、ここで述べていることは私見ですので、全てのバイク乗りに
当てはまるとは、もうとう考えていません。
もし、その気があって、これからキャンプを始めてみたいと思っている方が、いるのであれば、
是非トライしてみてほしいと思います。
迷っている時は、誰か背中をそっと押してくれる人が必要なんです。
さあ貴方も、バイクに跨って、旅に出てみませんか!
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