今回は、GSチャレンジが2年連続で開催された岐阜県高山市にある
南乗鞍キャンプ場に行って来ました。
乗鞍岳の中腹、標高1600mという高原に位置しており、
飛騨山脈の南側に位置する3000m級の乗鞍岳や御嶽山を眺望することが
できます。
また、普段は見れない亜高山帯の植物が生息しているキャンプ場で、
今まで経験したことがない高地での大自然を満喫してきました!
その辺りをツラツラ~とレポートします。
ところでGSチャレンジと言えば、今年でもう6回目の開催になりますが、
今まで開催された会場の履歴を調べて見ました。
第1回 2006年 アクティ森(静岡)
第2回 2007年 アクティ森(静岡)
第3回 2008年 バラギ高原キャンプ場(群馬)
第4回 2009年 カンパーニャ嬬恋キャンプ場(群馬)
第5回 2010年 南乗鞍キャンプ場(岐阜)
第6回 2011年 南乗鞍キャンプ場(岐阜)
とまぁ~こんな感じですが、第3回のバラギ高原キャンプ場は、カンパーニャ嬬恋
キャンプ場と隣接しているキャンプ場なので、これは第4回の嬬恋と同じ開催場所と
言ってもいいでしょう。
となると2年毎に、開催場所が変わっていることになりますね。
近年の傾向から無印良品経営のキャンプ場が続いているので、来年の開催場所は
ひょっとして津南辺りかも知れませんね。
余談はさて置き、今回はソロではなく、銀馬さんとタンデムキャンプです。
銀馬さんとは昔からのお付き合いで、私が以前に乗っていたカワサキの
ZZR1100D型と年式や色まで全く同じ機種に乗っておられます。
当時は、ペアールックでよく一緒に走ったものですが、私がGSに乗り換えてから
一緒に走るのは、今回が初めてになります。
南乗鞍キャンプ場は、前述の通り、高地にあるので、夏には避暑地として
人気のキャンプ場です。標高1600mといってもピンと来ませんが、ここ最近の残暑が
続くなか、当地では平均気温が最低11℃、最高19℃というぐらいですので
大体、お分かり頂けるかな?
もうこの季節になると、夜はフリースやジャケットがないと寒い思いをします。
そして今回は、以前から行きたいと思っていたFサイトに行って来ました。
Fサイトは見晴らしが良くて、センターハウスや露天風呂からも近く、人気のサイト
なんですが、その中でもF21~F25はゴールデンサイトと呼ばれており、乗鞍岳
の見晴らしが良いことで知られています。
また、その中でも一番人気なのがF25で、プラチナサイトと呼ばれています。
その理由は、プライベートを保ちつつ、乗鞍岳と御嶽山の両方を眺めることができて、
尚且つ、サイト全体がフラットなので、車両がサイト奥まで進入し易く、荷物の積み
下ろしがし易いというメリットもあり、なかなか予約が取れないサイトになってます。
私も偶然キャンセルで空いたところが偶々取れただけであって、この時期に週末に
取れたのは奇跡です。
ただ、実際に行って見て、私が期待していた程のクォリティではありませんでした。
理由は、白樺やハンノキなどの樹木に視界が遮られて、噂されている程、見晴らしは
良くありませんでした。剪定をすれば、言うことなしのロケーションだと思うのですが、
出来るだけ自然のままで、という理念があるのでしょうかね。
また芝生の気持ちのよいサイトではなく、地肌が剥き出しで、砂利が敷き詰め
られていました。恐らく、稼働率が高いので、芝生では持たないのでしょう。
F25サイトの入口から見た様子 |
F25サイトの奥から見た様子 |
F25サイトから見た乗鞍岳の眺望 |
F25サイトから見た御岳の眺望 |
そこで、もう1つ気になる存在がF12のサイトです。
こちらは、裏プラチナと呼ばれており、サイトの正面にドンっと乗鞍岳の眺望が開けており
それを遮るものがないのです。
御嶽山は、ひな壇のサイトの奥にある岩場に登れば、何とか望むことができる程度、
なので、乗鞍岳の眺望だけを見れば、F12が一番いいロケーションにあると思います。
ただ、F11、F15、F16のサイトと隣接している為、プライベート感はありません。
よって、予約する時に、隣接サイトの予約状況を見て、周りが空いているようであれば
F12をお薦めします。
今度は私もF12に行ってみたいと思いますし、また、その他のサイトの状況も色々と
物色して来ようと思っています。
ひな壇造りのF12サイト |
F12サイトの入口から見た様子 |
F12サイトのひな壇 |
F12サイトのひな壇上段から見た乗鞍岳の眺望 |
F12サイトのひな壇下段から見た乗鞍岳の眺望 |
その他、センターハウスでは、ある程度、生鮮品も揃っていますので、夕食の食材を
気にせず、手ぶらで行ってもOKかと思います。
但し、品切れの場合があるので、事前確認は忘れずに!
私達は、豚と牛を買って、焼肉パーティーをやりました。
薪、炭、ビール、酒、ロック、飲料水、食料品、キャンプ用品、その他、レンタル用品
などなど、キャンプに必要な物は大体全部揃っているので、身体一つで手ぶらで行くことも
可能ですが、そんな無駄なことは誰もしないですかね^^;
センターハウスの営業時間は朝8時~夜7時です。
センターハウス |
あと重宝するのが、センターハウスの横に隣接する露天風呂です。
営業時間はセンターハウスと同じで朝8時~夜7時です。
洗い場も露天風呂も、そこそこ広くて、ノンビリと入湯できます。
露天風呂からは御嶽山を望むことができ、開放感は抜群ですね。
ただ、シーズンオンの賑わう時だと、待ち時間があるそうですが、当日は2回入って、
2回とも貸切でした。
露天風呂から見た御岳の眺望 |
サニタリーに関しては、キチンと管理されており、清潔感があって、環境にも配慮
されているところがGOODでした。
ゴミの分別も確り管理されており、ユーザーのマナーも良い方ではないかと思います。
その要因としては、ユーザー登録をしないとキャンプ場を利用出来ないので、マナーの
悪い客は、以降利用できなくなるので、結果的に良いリピーターが付いて来ている
のではないかと・・・。
お気に入りの暁Ⅰテント |
あぁ~道具沼に填まってる・・・ |
マッタリタイム! |
この哀愁漂う贅沢な一時が止められない |
夜の宴に突入、焼肉とビールで乾杯! |
焚き火の似合う季節になってきました。 |
焚き火を囲んでいると、時間が経つのを忘れてしまいます。 何故か心が和みます。 |
翌朝5時起床 |
朝陽が昇るのじっと待ちます。 |
F25サイトより 乗鞍岳から昇る朝陽は、ガスが出ていて無理でした。 |
こちらはF12サイトより 一瞬ガスが晴れましたが、結局乗鞍岳の朝陽にはお目にかかれませんでした。 |
F25サイトより 日が昇ると共にガスも晴れてきました。 御岳も少しだけ顔を出します。 |
F25サイトより 御岳をバックに記念撮影 |
今回、初めて南乗鞍キャンプ場を利用しましたが、総合評価としては◎でした。
高地ということもあり、手が届きそうなくらい、真っ白い雲、真っ青な空、そして乗鞍岳を
間近に感じることが出来ました。
また、普段は味わうことができない、飛騨山脈の迫力と雄大な大自然を思う存分楽しみ
たいというキャンパーには、是非お薦めしたいキャンプ場です。
利用に関して、ユーザー登録(個人登録)が、1050円(初回のみ)で、ユーザーの
キャンプサイト使用料が大人2100円になります。
価格設定が、少々お高いですが、一度は行っておいても損はしないと思います。
これからの紅葉のシーズン、もう一度行っておきたいキャンプ場の1つですが、
営業が10月初旬までですので、ご注意を!
さあ、貴方もバイクに跨って、キャンプに出てみては如何ですか!
銀馬さん お疲れ様でした! |
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